授乳の痛みは本当に辛い!!!
ひだまり助産院はオッパイの悩み相談をメインに行っているので
この「痛み」については沢山の相談があります。
今回のご相談にあったメインの悩みは2つ
「白斑」と「授乳痛」
母乳育児をしていたら、このトラブルに見舞われる人は
結構な割合でいますね。。。。
「白斑」というのは、乳頭に白っぽい点に見えるような状態で
痛みと乳管の閉塞を伴うことが多くて、乳管の皮膚が肥厚している場合があります。
白斑は「小さいプチ!」なのに結構痛いです。
そして「授乳痛」
これは乳腺から母乳の流れが悪い時に起こります。
普段、普通に授乳していても、
赤ちゃんのうちの当たり方や飲み取り方によって
乳腺からの母乳の流れは変わります。
上手く流れないと痛みとして感じます。
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今回、依頼があった方は道外在住で札幌の実家に里帰り中でした。
依頼される1週間前から常に乳房がズキズキ痛み出しました。
頻回の授乳を心がけて1日10回以上頑張っていましたが・・・・・
痛みが治まらず、痛み止めを内服するくらい辛い状態でした。
乳房を見てみると、確かに白斑がありましたが
白斑からの母乳の流れを作ったら、開通してきて白斑の痛みが良くなりました。
そして、授乳痛の原因となる乳腺の流れの悪さですが、
確かにありましたね。
マッサージを始めたらすぐに流れの悪い腺を複数発見しました。
乳房の硬くなりやすい場所との位置関係を確認して
流れの悪い腺を予測をしてケアするとすぐ発見できるのです。
流れが悪い腺をピンポイントで狙って、母乳の流れを促します。
乳腺からの流れが整うと、痛みは楽になります。
そして乳房の硬さも和らぎ、フワフワになりました。
その後の授乳も楽になったという連絡を頂きました。
![](https://hidamari-josanin.jp/wp2/wp-content/uploads/2021/08/IMG20210815120436-1024x768.jpg)
そうです、母乳の流れが良くなると痛みは消えてしまいます。
そして赤ちゃんが飲み易そうにオッパイを飲みます。
痛みが楽になれば、まずはOK
人間の体は元に戻ろうという働いをします。
乳腺が細い状態が長く続くと、乳管開通のケアをしても
元の細さに戻ろうとして、再び流れが悪くなってしまう場合があります。
その様な場合は、授乳の仕方が悪かったとかではありません。
体の自然な働きであるために起こることで、ご自分を責めないで下さいね。
「ケアを受けたのに、また痛くなった!」という場合は
数回ケアを続けることで、元の細さになるのを防ぐことができます。
母乳育児について、分からないことがあったら、
いつでも相談していただきたいと思っています。
それでは、また〜(^_-)-☆