ひだまり助産院では年末年始も診察を行っていました。
この年末年始を利用して卒乳を決意された方のケア依頼が数件ありました。
母乳で育った赤ちゃんは、卒乳するときに大泣きします。
その大泣きに対応するために誰かのサポートを必要とします。
連休などを利用して、夫婦で卒乳を乗り切るケースが多いですね。
そんな家族のサポートをしていましたよ!
そして、卒乳を考える時期になると、私が良く質問されることがあります。
「卒乳が怖いです、辛くて大変だって聞きました」
「卒乳がトラウマで・・、上の子の時にすごく辛かったです」
・・・・などなど。
卒乳の辛さ・大変さを不安に思っている人がとても多いみたいで
卒乳について、詳しい内容を聞きたがる人が増えます。
具体的に何について不安に思っているかというと
🔴オッパイがカチカチに張ること。
🔴岩のようなオッパイになりながら、家事育児をする大変さ。
🔴乳腺炎にならないか。
・・・です。
確かに卒乳でこの様になったら、それはそれは不安になりますよね。
でも人は哺乳類です。
おっぱいが作られる仕組みもきちんと備わっていますが
おっぱいを止める時の仕組みも同じく備わっている訳です。
その仕組みを上手く使えば、卒乳はそれ程辛くなく自然の流れで止めることができます。
卒乳のやり方は色々あります。方法は一つだけではありません。
そして、卒乳ケアの進め方は
赤ちゃんの月齢、離乳食の進み具合、授乳回数、母乳分泌量、赤ちゃんのオッパイ好き加減などを考慮して進めます。
今まで飲ませていたオッパイを急に止めるので、オッパイに起こる反応は様々です。
すべての個別性に合わせて、進めていくようにします。
ネット情報にも卒乳については沢山あるでしょう。
でも実はネット情報には、「そのやり方で卒乳をしたら大変なことになる!!」
・・・という様な情報もあります。
ひだまり助産院には、ネット情報に書かれているように卒乳を試みてダメでケアを受けに来る方もいました。
専門家のアドバイスとは到底思えないような情報もあるので、全てを鵜呑みにはしないで参考程度にするのも必要です。
ひだまり助産院では卒乳を決めてから約3週間で卒乳ができます。
卒乳ケアのマッサージは大体3回で終了します。
ただし、月齢が小さい赤ちゃんの場合はおっぱいを止まるまで時間がかかりますので4回目のケアが必要になる場合もあります。
辛いとか、痛くて大変な思いをしないように具体的なセルフケアのアドバイスをいたします。
ほとんどの方は辛い時期はセルフケアをすることで、きちんと乗り越えて卒乳されています。
新年度の前には、卒乳を検討される母親が増えます。
ひだまり助産院ではたくさんの卒乳を見届けてきました。
何かありましたら、いつでもご相談ください。
ひだまりちゃんねるでも卒乳動画を公開しています。
参考にされてみてください。
それでは、また(^_-)-☆