「搾乳を続けるしかないのかな…」
「しこりや痛みがあっても、やめてはいけないのかな…」
そんな悩みを抱えているお母さんは、実は少なくありません。
今回は、ひだまり助産院にご相談いただいた、
生後4か月のお子さんを育てるお母さんのケースをご紹介します。
Contents
授乳がうまくいかず、搾乳中心の生活に
このお母さんは、出産後の入院中に授乳がうまくいかず、
乳房の張りに対して搾乳の指導を受けました。
しかし、直接授乳の練習が十分にできないまま退院となり、
自宅では搾乳を中心とした育児が始まりました。
母乳量を増やすために、3時間ごとに手搾りで搾乳。
1日8回の搾乳を続けながら、ミルク授乳や家事・育児もこなす日々。
夜間もタイマーをかけて起きる生活が続き、
心身ともに負担の大きい状態でした。
しこりや痛みがあっても「続けるしかない」と思っていた
搾乳を続けていても、乳房にはしこりができ、
乳首には痛みが出てきました。
相談しても
「搾乳を続けるしかない」
「体質だから仕方ない」
そう言われる中で、
「これは自分が我慢するしかない」と思い込んでしまっていたそうです。
その後、お母さんは卒乳を考え、
搾乳回数を徐々に減らし、1日2回まで減らすことができていました。
強い痛みをきっかけに助産院へ相談
ある夜、乳首の強い痛みで眠れなくなり、
さらにしこりもできてしまいました。
「何が起きているのか分からない」
そんな不安の中、朝になって助産院へご連絡をいただきました。
原因は白斑。適切なケアでしこりは改善
乳房の状態を確認すると、
すでに卒乳に向かっている段階で、張りは落ち着いていました。
痛みの原因は、乳首にできた白斑でした。
白斑部分から母乳を流すように乳房ケアを行うと、
しこりは解消し、乳房の状態は大きく改善しました。
搾乳をやめても大丈夫な状態でした
すでに授乳回数が減っていたことから、
このタイミングで搾乳を終了しても問題ない状態でした。
「もう搾乳はしなくて大丈夫ですよ」
「張ったときだけ、軽く搾る程度で大丈夫です」
そうお伝えすると、
安心された様子で大きく表情が和らぎました。
搾乳は必要なケア。でも続けすぎないことも大切
搾乳は、赤ちゃんが直接授乳できない場合など、
とても大切な方法です。
しかし、本来は一時的な対応であり、
状況に応じて直接授乳や卒乳へ移行していくことが望まれます。
「やめてはいけない」と思い込んでしまうことで、
お母さんの負担が大きくなってしまうこともあります。
ひとりで抱えず、早めに相談を
今回のお母さんは、4か月もの間、
本当に一生懸命に頑張ってこられました。
ですが、本来はもっと早い段階で、
楽になる方法があったかもしれません。
育児や授乳に「これが正解」というひとつの形はありません。
だからこそ、悩んだときにはひとりで抱え込まず、
専門家に相談してほしいと願っています。
ひだまり助産院では
ひだまり助産院では
・母乳や搾乳に関するお悩み
・乳腺炎やしこり、白斑などのトラブル
・卒乳・断乳のご相談
など、お母さん一人ひとりの状況に合わせたサポートを行っています。
「これでいいのかな」と迷ったときは、
どうぞ安心してご相談ください。


