ひだまりブログ

「添い乳はダメ!」と言われた人へ。添い乳の疑問・悩みを解決します!

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添い乳について

今回取り上げるテーマは「添い乳」についてです。

近年、産婦人科では「添い乳禁止」という所もあるそうです。

添い乳というは、授乳姿勢の1つの方法です。

添い乳禁止というのは、必要があってのことかも知れません。

しかし、添い乳にはデメリットだけではなく

母子のとってのメリットもあります。

このブログをご覧になっている方は、

「添い乳がしたいけど・・・」と悩んでいる人だと思います。

「ダメだと言われても、出来ればやりたい」という人に向けて

安心して「添い乳」ができる方法についてお伝えいたします。

添い乳がダメと言われる理由

添い乳がダメだと言われるのにも理由があります。

助産師に言われたり、ネット検索してみると複数出てきます。

①添い乳中に母親が深く眠ってしまい、赤ちゃんの圧迫して窒息させてしまう。

②乳首の咥え方によって母乳の飲みムラができて乳房トラブルを起こす。

③首が座っていない赤ちゃんは添い乳姿勢にするのが難しい。

④添い乳がクセになって、添い乳なしでは寝れなくなってしまう。

⑤添い乳から卒業するのが大変。

⑥ゲップをさせないので嘔吐による中耳炎のリスク

⑦歯が生えてきたら虫歯のリスク

・・・などなど。

このダメな理由というのは、一般論です。

全ての人に当てはまるとは限りません。

皆さんは、ご自分に当てはめてみて、いかがでしょうか?

このリスクをみて、どのように感じるでしょうか?

リスクへの解答

上記で言われている一般的なリスクに対して、私なりの解答をしてみます。

①添い乳中に深い眠りで窒息する危険がゼロではないでしょうが、母親は赤ちゃんの泣き声に敏感に反応します。

治療で睡眠薬などを内服している場合には、赤ちゃんが泣いても気が付かない事があるかも知れません。。

でもほとんどの母親は、そうではないと思います。

もし深い眠りで目覚めない事が心配なら、ご主人など、誰かが近くに寝てくれるような工夫ができたらいいでしょう。

②乳腺炎などのトラブルについては、添い乳だけが原因とはならないです。

添い乳で発症するとすれば、その前に母乳の流れが悪い状態があり、授乳後の乳房が一部硬い状況が根底にあった場合、可能性としてはあり得ます。

普段から授乳後の乳房の硬さをチエックしておきましょう。

しこりがあって授乳で良くならなければ、乳房ケアを受けてみましょう。

③赤ちゃんの姿勢が保てない事については、下記で添い乳の方法で説明します。

④添い乳がクセになるか?についても下記で説明します。

⑤添い乳からの卒業は、卒乳をしたら卒業できるので大丈夫です。

オッパイは全員卒業するので、添い乳でないと寝れないという事はないです。

卒乳する時には、寝かせつけの方法も自然と変わります。

⑥ゲップをさせない事は気にせずに。

横向きで寝ているので吐物で窒息することはないです。

どの位の母乳を嘔吐するかは予測できませんが、添い乳中に嘔吐したら母親は気が付きます。

すぐに着替えしたり、吐いた母乳を拭き取ったり対処するので、中耳炎になる可能性はかなり低いと言えます。

⑦歯が生えてきたら、歯科側からみたら虫歯の危険性を言われることがあります。

しかし虫歯というのは母乳因子だけではなく、ミュータンス菌という細菌がなければ発症しません。

ミュータンス菌は大人の口腔内には存在しています。

口移しで食べ物をを与えると、赤ちゃん側に移ります。

現代は、虫歯予防の観点から「口移しは禁止」と広く知られています。口移しは止めましょう。

・・・以上、私が考えている解答です。

考え方は様々なので正解はありませんが、少しでも安心してもらえたら嬉しいです。

添い乳がしたい人へ

添い乳にはメリットもあります。

私が産婦人科に勤務していた時には、

病棟スタッフは入院中の母親に「添い乳」の方法を説明していました。

●「添い乳」は体を横にしながら行えるので、母親の体を休めることができます。

●夜間授乳の身体的負担を軽減できます。

●帝王切開後も体に負担をかけずに母乳育児ができます。

●吸う刺激が長く続くので、母乳量を増やすことができます。

●赤ちゃんがそのまま寝てくれるので、寝かせつけが楽。

●母親に密着するので赤ちゃんが安心する。

・・・などなど。

母親にとっては、嬉しいですよね。

私の勤務していた病院では普通に添い乳を勧めていましたが

助産院を開業して、出会う母親に「添い乳を禁止されている」と聞いて驚きました。

そのように話された母親も、実は「夜が辛いから添い乳をしたい」と言っていました。

時代の流れなのか?何なのか?

ほんの数年で「添い乳」に関する常識は変化してきたのかも知れません。

私個人的には、物事にはメリットとデメリットはあると思います。

どちらをチョイスするのかは、人それぞれ状況によって違うので

きちんと説明したうえで個人に任せていいど思っています。

一律にダメというのが問題だと感じています。

私の母乳育児経験

私は4人の子供を母乳育児で育てました。

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、夜中に数回授乳が必要です。

ミルクの子よりも、夜中の授乳回数は多いのが母乳育児です。

日中は忙しくで休む間も無く家事育児に追われています。

やっと横になれる夜というのは、いったん布団に入ったら極力起き上がりたくない。

オムツ交換で起き上がるけれども、それが終わったら横になりたいし

横になって授乳ができたら、そのまま寝てくれるので寝かせつけがなくて楽でした。

「体をおこして数十分授乳をしてから寝かせて背中スイッチが発動して泣く」

・・・・という悲しい事件が起きなくて済みます。

ただでさえ、夜中に3回も授乳があると、睡眠が細切れ過ぎて朝が辛い。

横になって出来ることなら、そうしたい!!!

・・という気持ちで、添い乳でずーっと授乳していました。

「赤ちゃんに覆いかぶさって窒息させる危険性」をいう人もいますが

私自身、夜中に赤ちゃんの泣き声がしたらすぐ目が覚めました。

母親というのは、赤ちゃんの泣き声を敏感に察知できる能力があると思っています。

上の子がいたら、なおさら日中は忙しいので添い乳に救われました。

添い乳している赤ちゃんの気持ち

赤ちゃんはお腹の中で、子宮に包まれた状態で過ごします。

子宮は心地のいい安心できる「揺りかご」です。

でも生まれてきたら、強制的に揺りかごから放り出されてしまいますよね。

赤ちゃんにしてみたら、自分に触れる物がなければ

広大な宇宙空間に1人きりな感覚かも知れません。

とっても不安になるでしょう。

特に夜となれば部屋は暗いので、触れる物がなければ恐怖でしょう。

でも母親が側にいてくれたら安心できます。

赤ちゃんは、自分一人で寝付くことができません

大好きな母親にくっついて、乳首を吸いながら寝るという事は

とっても安心で幸せな事だと思います。

添い寝がクセになるのか?

●「添い寝はクセになるからやめた方がいい」とか

●「ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせて、母親と別に寝たほうがいい」とか

●「一人で寝れる力をつけた方がいい」・・・など

「添い乳」をしない方がいいと言う意見もあります。

どれも大人目線の意見ですよね。。。。

育児というは赤ちゃんの気持ちになって考えることが大切です。

一番母親のスキンシップが必要な赤ちゃん時代に、無理やり自立を促す必要があるでしょうか?

クセになるのか分からない未来の不安に脅えて、

愛情を貰えないと感じで育つデメリットの方が大きいと思います。

クセになるかどうか?なんて誰にも分からないです。

自分の赤ちゃんの事を知らない誰かが言っている情報を鵜呑みにする必要はありません。

クセになった時に考えれば良いのであって、今現在「添い乳」が楽であればすればいいのです。

添い乳の方法

添い乳の方法について説明します。

①赤ちゃんと母親が向かい合わせで横になります。

②オッパイは下になった方を飲ませます。

③乳首を含ませる時は、赤ちゃんを軽く仰向けにて乳首をいれてから横向きで密着する。

④反対側のオッパイを飲ませたい時には逆方向に変えます。

⑤母親が楽な姿勢になるように、腕は赤ちゃんを包み込んでも可

⑥赤ちゃんの背中にバスタオルを丸めた物を置くと姿勢が安定する

⑦赤ちゃんが小さく密着が悪なら、体の下に高さをつけるバスタオルを敷く

添い乳は慣れないと難しいですが、だんだんコツが分かってきます。

「やってみて上手くできなかったから」と諦めないで下さい。

赤ちゃんが成長すると体が安定するので、前は難しいと感じてもあっさりできたりします。

やり始めは、上手くいかなくて当たり前です。

何度も練習してみましょう。

結論

「添い乳」についてここまで色々と説明しました。

結論としては、やってOKだと私は思っています。

私たちは哺乳類です。

哺乳類は、抱きながらオッパイを飲ませて赤ちゃんを育てます。

寝ながらだと体を横にして包み込むように授乳ができ、無理がありません。

日本は昔、川の字になって寝るというスタイルがありました。

その昔から、人類としても添い乳をしながら育てた歴史があります。

歴史的に長くて、人類的に当たり前の「添い乳」がダメ!というのは私個人としても疑問です。

リスクも大切ですが、あらゆる面でリスクなんて沢山あります。

「車は死亡事故が起こるから、車を禁止にする」

「包丁は人殺しができるから禁止」など、ありえないですよね。

世の中にはあらゆるリスクが存在します。

「添い乳」につても、どこまでリスクを許容するのか?という問題になります。

私はシンプルに「母子がよければ、それでいい」と考えています。

母子が最適だと感じていることに、他人が否定やダメ出しをする権利はないと思っています。

・・・という事で、添い乳に対して不安がある人は、安心してトライしてみてください。

上手くできない時には、専門家に相談してみましょう。

皆さんの育児を応援しています(^_-)-☆